沖縄生物学会
第38回大会

プログラム
講演要旨集

2001年5月20日(日)
沖縄国際大学


* 沖縄生物学会第38回大会 *

会期 2000年5月20日(日)
会場 沖縄国際大学 
大会日程

5月20日(日) 受付 9:30〜 1Fフロアー
  一般講演 10:00〜12:00 5号館203室
  総会 13:00〜14:00 5号館204室
  一般講演  14:20〜16:00 5号館203室
  シンポジウム 16:10〜18:00 5号館203室
  懇親会  18:00〜20:00 1Fフロアー


一般講演【10:00〜12:00】
1. 10:00〜10:20 キバウミニナTerebralia palustris の摂食集団形成過程と摂食量の推定
    仲宗根幸男(琉大・教育・自然環境教育)
2. 10:20〜10:40 沖縄島における移入淡水カメ4種(アカミミガメ,ミナミイシガメ,クサガメ,スッポン)の分布,繁殖,食性について
    *畑中 大(琉大・農・生環)・佐々木健志(琉大・資料館)・ 川島由次・小倉 剛(琉大・農・生環)
3. 10:40〜11:00 沖縄島泡瀬海岸におけるヤマトウシオグモとイソタナグモSP.の分布と生態について
    佐々木健志(琉大・資料館)
4. 11:00〜11:20 沖縄島におけるブナ科植物4種の堅菓への虫害について
    *照屋建太(琉大・農・生環)・佐々木健志(琉大・資料館)・新里孝和・馬場繁幸(琉大・農・生環)
5. 11:20〜11:40 海藻の脱色・漂白法の研究とデンプン・タンパク質の検出
    *小林有里・飯田勇次(湊中)・黒河伸二(佐大・文教・理)
6. 11:40〜12:00 生命の大切さと命の連続性を学ばせる教材開発と指導法の工夫
    *飯田勇次・宮 敏一・吉田孝子(湊中)・上原 剛(琉大・理・海洋自然)
  12:00〜13:00 昼食・休憩
総会【13:00〜14:00】
  14:00〜14:20 休 憩
一般講演【14:20〜15:45】
7. 14:20〜14:40 石垣島白保サンゴ礁池におけるカイアシ類の種構成およびサイズ組成の季節変化
    *岡慎一郎・皆川恵・林原毅・佐野元彦・玉城泉也(西海水研)・福岡弘紀(科学技術振興財団)
8. 14:40〜15:00 沖縄島砂辺海岸のサンゴ礁における1998年白化現象の影響
    *入川暁之(沖縄県環境科学センター)・Van Woesik Robert(琉大・ 理・海洋自然)
9. 15:00〜15:20 琉球列島の核菌綱(子のう菌門)について
    *喜友名朝彦(琉大院・理工・海自)・中村直(琉大・理・海洋自然)
10. 15:20〜15:40 沖縄産ナガウニ類に寄生する寄生貝の宿主特異性とその寄生構造について
    *伊芸 元・上原 剛(琉大・理・海洋自然)
11. 15:40〜16:00 Effect of trypsin on cross-fertilization capacity among sea urchins, Tripneustes gratilla, Pseudoboletia indiana and Toxopneustes pileolus.
    *Sk. Mustafizur Rahman, Tsuyoshi Uehara and Yuji Hiratsuka
  16:00〜16:10 休 憩

シンポジウム【16:10〜18:00】

「移入動物を考える−マングースを中心に−」

 琉球列島には独特の生物が生息し,ユニークな生態系を形成しています。一方,この地域には近年,様々な移入動物が人為的あるいは逃げ出して野生化し,定着しています。これらの移入動物が,他の生物や生態系にどのような影響を与えてるのかについては,まだ十分調べられているとはいえません。このシンポジウムでは,主にマングースの侵入・定着の現状について,最新の情報を元に講演してもらいます。

1. 16:10〜16:40 沖縄の移入動物について
    当山昌直(沖縄県文化振興会)
2. 16:40〜17:20 移入されたマングースによる三つの被害
    小倉 剛(琉大・農・生環)
3. 17:20〜17:40 沖縄と奄美のマングース対策の現状
    阿部晋太郎(環境庁奄美野生生物保護センター)
4. 17:40〜18:00 総合討論
    司会:伊澤雅子 コメンター:太田英利
懇親会【18:00〜20:00】
 シンポジウム終了後ささやかな懇親会を予定しております。講演時間内に出来なかった討論や会員同士の親睦をより深めるため,是非ご参加下さい。

 


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